Something Blue...and so on

朝、といってもまだほの暗い時間。
AM3:00、起床。

荷物の最終チェック、blog書き、そして出発。AM8:00。

浜松町からモノレールに乗る。
外は曇り空。東京タワーの赤が、薄墨色の空を切り取る。

飛行機に乗り込む。8月のプライベート勉強会のネタ作成のため、ロジカルシンキングの
本を読みふける。カリキュラム作成を念頭に置いた読み方をする事で、新たな発見も
いくつか見つかる。
2時間ほどして、那覇空港へ到着。

席は一番後ろの廊下側。
右手側にはCAの待機座席がある。

「あの・・・この席、一度座ってみたかったんですけど、いいですか？」

そこにいたのは、フェロモンたっぷりな美人CA。
純粋な好奇心と、一握りのシタゴコロ。

進行方向とは逆向きの椅子。気になることがひとつ。

M「進行方向と逆だと、酔ったりしませんか？」
C「いいえ、けっこう慣れてしまうものなんですよ。ところで、今回は観光ですか？」

花柄シャツに、テンガロン麦わらハット。
浮かれ過ぎのこのカッコを見ればすぐに湧くであろう質問だ。

M「半分仕事、半分遊びですね。ダイビングなんかも予定してるんです。」
C「ダイビング、私も興味あるんですけど、会社から止められてるんです。
　　怪我とかできないし、潜ってすぐは窒素酔いで搭乗できなくなりますから。
　　酔う、ってところではお酒も12時間前まで、って決まってるんです。」

M「へぇ、面白いですね。お酒好きなんですか？」
（ちょっと赤くなって）
C「ええ、量はそんなではないんですけど、飲むのは好きですね」

ここで考える。
「飲むのが好き」という情報をくれたということは、まさかこれは「あなたと飲んでもいい」
という意思表示なのでは？
いや、いくらなんでもそりゃ都合の良過ぎる解釈だ。しかし、万が一ということもある。
そこで、俺に与えられた選択肢は

A　「じゃあ、今度オフの時に飲みに行きましょうよ」とストレートに。
B　「僕も、お酒好きなんです」とワンクッション置いて。
C　「CAの仕事って、色々制約あって大変ですね」とシンパシーを前面に。
D　「ていうか大好きです。」と暴走。

ちなみに、俺のファイナルアンサーは・・・

B　「僕も、お酒好きなんです」とワンクッション置いて。
　　　↓
E　「沖縄といえば泡盛ですよね。いっぱい飲んできます。それじゃ」

ヘタレました。
飛行機を出て、少し、いやかなり後悔。