2005年07月17日
沖縄でたった2箇所
心配をよそに、車は走る。
車中から見る海は、岸壁に寄せるたびに白く砕け散っている波が走っている。
がしかし、山城さんの軽妙なトークになぜか和む。
ま、潜れなくてもなんとかなるか、という気になってくる。
AM10:30、港へ到着。
万座周辺。
17日、沖縄本島で潜れた場所はこことあと一箇所だけだったらしい。
遅刻のせいで、本来乗るはずだった船が出て行ってしまっていた。
空は生憎の曇り空。
真の蒼さを発揮できない海は、不機嫌そうに波を打ちつけてくる。
ポイントに向かう船は、まるで木の葉のように波に弄ばれ、上へ下へと揺れている。
少し先を行く船をじっと見ながら、レンタルのスーツに体を通していく。
防波堤の上でゆったりとした時間を過ごしているうちに、出発の時間。
さっきの船と同じような運命を辿るのだろうか。
船が走り出す。
ポイントへ向かうまでの、波を切って走る船の行方を見るのが好きだ。
しかし、今日はそうはいかない。
進行方向へ顔を向ければ、激しい波しぶきが顔面を襲う。
スプラッシュマウンテンの比じゃない。
むしろ、ずっと落ちっぱなしのスプラッシュマウンテン状態。
結局、進行方向に背を向け、遠くなっていく港を見ているしかなかった。
ポイント到着。
海底にはロープが交差している。ポイント名クロスライン。
バックロールエントリーで水中へ。
一年ぶりのダイビングだけに、ちょっと心配も。
なんせ、この海の荒れっぷりですから・・・
(なんかここまで、俺心配しっぱなしだなぁ。)
ところが、海に入った瞬間、今までの心配なんて全部吹っ飛んだ。
言われていた通り、波があるのは表面だけ。
潜ってしまえばほとんどうねりもなく、透明度も充分。
海水温はやや低いらしいが、伊豆の海に潜ることを考えれば温泉みたいなものだ。
潜ってすぐ、「ファインディング・ニモ」でおなじみ、カクレクマノミの群生地がある。
サンゴのベッドで子育てに励むクマノミたちにそっと近づく。
近づきすぎて、パパクマノミの威嚇に遭う。
海面に揺らぐ、淡い太陽を眺めると、一瞬音も何もない世界に、ひとり漂って
いるような気持ちになる。
ちょうど、野口氏のシャトル打ち上げが話題になっていたが、宇宙空間に
浮かんでいる状態はこんな心地なんだろうと思う。
あっという間に45分が経ち、ボートへ。
一年ぶりのダイビング一本目は終わってしまった。
昼食をとり、小休止。
英気を蓄え、気合充分。
次のポイントは、「ナカユクイ」という場所。
意味は「ひとやすみ」という意味らしい。なんだか可愛い響き。
ここは亀が出現するポイント。
99%亀が見られるこのポイントで・・・
亀には遭遇できず。
リアルファインディング・ニモ作戦がぁ・・・。
とはいえ、エイを眺めたり、ナマコと闘ったり、ウミヘビから逃げてみたりと
なんだかんだで海を満喫したのでした。
車中から見る海は、岸壁に寄せるたびに白く砕け散っている波が走っている。
がしかし、山城さんの軽妙なトークになぜか和む。
ま、潜れなくてもなんとかなるか、という気になってくる。
AM10:30、港へ到着。
万座周辺。
17日、沖縄本島で潜れた場所はこことあと一箇所だけだったらしい。
遅刻のせいで、本来乗るはずだった船が出て行ってしまっていた。
空は生憎の曇り空。
真の蒼さを発揮できない海は、不機嫌そうに波を打ちつけてくる。
ポイントに向かう船は、まるで木の葉のように波に弄ばれ、上へ下へと揺れている。
少し先を行く船をじっと見ながら、レンタルのスーツに体を通していく。
防波堤の上でゆったりとした時間を過ごしているうちに、出発の時間。
さっきの船と同じような運命を辿るのだろうか。
船が走り出す。
ポイントへ向かうまでの、波を切って走る船の行方を見るのが好きだ。
しかし、今日はそうはいかない。
進行方向へ顔を向ければ、激しい波しぶきが顔面を襲う。
スプラッシュマウンテンの比じゃない。
むしろ、ずっと落ちっぱなしのスプラッシュマウンテン状態。
結局、進行方向に背を向け、遠くなっていく港を見ているしかなかった。
ポイント到着。
海底にはロープが交差している。ポイント名クロスライン。
バックロールエントリーで水中へ。
一年ぶりのダイビングだけに、ちょっと心配も。
なんせ、この海の荒れっぷりですから・・・
(なんかここまで、俺心配しっぱなしだなぁ。)
ところが、海に入った瞬間、今までの心配なんて全部吹っ飛んだ。
言われていた通り、波があるのは表面だけ。
潜ってしまえばほとんどうねりもなく、透明度も充分。
海水温はやや低いらしいが、伊豆の海に潜ることを考えれば温泉みたいなものだ。
潜ってすぐ、「ファインディング・ニモ」でおなじみ、カクレクマノミの群生地がある。
サンゴのベッドで子育てに励むクマノミたちにそっと近づく。
近づきすぎて、パパクマノミの威嚇に遭う。
海面に揺らぐ、淡い太陽を眺めると、一瞬音も何もない世界に、ひとり漂って
いるような気持ちになる。
ちょうど、野口氏のシャトル打ち上げが話題になっていたが、宇宙空間に
浮かんでいる状態はこんな心地なんだろうと思う。
あっという間に45分が経ち、ボートへ。
一年ぶりのダイビング一本目は終わってしまった。
昼食をとり、小休止。
英気を蓄え、気合充分。
次のポイントは、「ナカユクイ」という場所。
意味は「ひとやすみ」という意味らしい。なんだか可愛い響き。
ここは亀が出現するポイント。
99%亀が見られるこのポイントで・・・
亀には遭遇できず。
リアルファインディング・ニモ作戦がぁ・・・。
とはいえ、エイを眺めたり、ナマコと闘ったり、ウミヘビから逃げてみたりと
なんだかんだで海を満喫したのでした。
Posted by miya/みや at 01:00│Comments(0)
│7/17 蒼い海へ、深くただ深く